こんにちは、Vtuber作成を専門としているするめです。
今回は、キャンバスサイズについてお話します。
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キャンバスサイズ
特にこれが正解だというサイズはありません。
キャンバスサイズとはイラストを描くときの画像そのもののサイズを言います。パソコンやツール上では「px(ピクセル)」単位で表記されます。
キャンパスサイズが大きければ大きいほど緻密なイラスト描くことができます。しかし、その分データーの容量が大きくなり処理が遅くなってしまい、PC等のスペックによってはイラストが描けないような状態に陥る可能性があります。
逆に小さすぎるとイラストが粗くなってしまい、せっかく描いたイラストがぼやけてしまい見劣りするようになってしまいます。
キャンバスサイズは自身のPCやタブレットのスペックや用途と相談しながら決めると良いでしょう。
Vtuberモデルの場合
Vtuberモデルだと長辺4000~6000pxあれば拡大しても問題なく映ると思います。
時々10000pxサイズが良いと聞きますが、その場合処理が遅くなってしまい、作業に支障が出てしまう可能性が高いです。
逆に長辺2000px程度ですと、拡大したときにぼやけてしまうことがあるため、場合によっては難しいと思います。
その他
Vtuberモデルほどではないですが、フルHDサイズの画面に原寸で置いた際、ぼやけずにきれいに映る程度のサイズが好ましいです。
等身キャラは長辺3000~4500px、ミニキャラの場合は長辺1500~4000px程度だと拡大してもキレイに映ると思いますが、この限りではありません。
動画の片隅など大きく映す予定がなければキャンパスサイズはもっと小さめでも支障はないと思います。
ゆっくり動画で使用するキャラクターを作成する場合、「キャラ素材を作る会」を参考にすると、キャンパスサイズの上限は800×800pxになっています。
1枚絵をそのまま動画で使用する場合
キャラクターの立ち絵ではなく、1枚絵をそのまま動画で使用する場合は、動画のサイズの1.5~2倍程度を目安に、なるべく大きいサイズで描くと高画質な動画に仕上げることができると思います。
ただ、動画の縦横比は16:9が主流なので、その比率に合わせると、絵の上下や左右がトリミングされずそのまま使用できます。
ちょっとした小話:PX(ピクセル)とは何か
簡単に言いますとデジタルでの画像を構成する最小単位です。画像を拡大していくと、四角い小さなマス目が集まっているのが分かると思います。その一つのマス目の単位がpxです。
pxに決まった大きさはなく、pxはあくまでも画像を構成するマス目の多さを表しています。画像のきめ細かさを決めるのがpx数になります。
ちょっとした小話:解像度とは何か
画像や映像の鮮明さを表す指標です。一定の面積内にどれだけのpx数を持つかを表します。
一般的に解像度が高いほど、画像や映像はくっきりと鮮明になり、解像度が低いとぼやけたり、ギザギザしたノイズが入ったりと画質が悪くなります。
イラストを印刷する場合は解像度も大切な指標になりますが、デジタル上ではあまり意識しなくても良いと思います。
もともとPCのモニターにはあらかじめ解像度が設定されており、いくら高解像度のイラストを描いたところでPC上のイラストの画質は変化しません。
今回のお話は以上でおしまいです。
最後まで見て下さり、有難うございました。皆さんがイラストを描くうえで一助となれば幸いです。
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