こんにちは、Vtuberモデルを作成しているするめです。
現在はVtuberモデルを作成・販売していますが、もともとは全然違う仕事をしていました。
美術関係の大学を出たわけでも、個人的に講座等を受けたわけでもありません。イラストやLive2Dに関してはほぼ素人な状態です。
イラストを描くのは好きですが、それを仕事にするなんて夢のまた夢、絶対にできないと思っていました。しかし、現在その夢をかなえています。
そんな私が、どんな経緯を得てこの仕事をしようと思ったか、ちょっとだけお話していきます。
私と同じように、イラストが好きで仕事にしたいけれど不安がある、イラストの仕事をしようか悩んでいるという方の一助となれば幸いです。
就職難の時代
福井で生まれ、祖父母・父母・弟の6人暮らしの長女として育ちました。
福井の中でも田舎の方で、学校の帰りに田んぼでイモリを捕ってきたり、下着になって川で遊んだりと、やんちゃな子ども時代を送りました。
小さいときからイラストを描くのが好きで将来はデザイン関係の職につきたいと考えていました。
小学校・中学校の時は勉強そっちのけでイラストばかり描いていて、親を呆れさせていましたがとても充実していました。
将来はイラストを描いて生活していくのだと漠然と考えていましたが、就職難の時代になり、周りから厳しいことも言われたので、将来のことを改めて考えるようになりました。
色々考えているうちに高校に入学、2年から文系・理系・美術・福祉といろいろ系列が分かれている総合学科の高校でしたので、1年の後期には自分の進む道を本気で決めなければいけない状態になりました。
デザイン系列の学科に進みたいと思いましたが、資格も取れるし、福祉関係の仕事は募集も多かったので、将来性を考えて福祉系列に進みました。
ここが私の人生のターニングポイントだったと思います。
この時、美術系列のコースを選んでいたら、今とは全然違う人生を歩んでいたように思います。
自分自身の葛藤
その後、看護専門学校、短大の保健福祉科を果て、看護師として就職しました。
看護師として働いている中でも、イラストで生きていきたいけど、自分には無理だと諦めていました。
でも、なかなか夢は捨てきれず、暇を見つけてはイラストを描いていました。
そんな中、元美術大学卒の同僚ができて、今後どうしていきたいか、このままでいいのかなど色々と話をするようになり、改めてイラストで生きていきたいと強く思いました。
しかし、しっかりとした教育機関でイラストの勉強をしてきたわけでもなく、イラストだけで生きていくことはとても困難だと思い、イラストにプラスして何かできることはないか探し、Live2DでVtuberモデルを作成していくことにたどり着きました。
そして、独学でイラストやLive2Dの技術を学び、Live2D公式販売サイトで作品の販売を始めました。
しかし、頑張って作った作品はまったく売れず、イラストで生きていく大変さを改めて実感しました。
自分は才能がないのではないか、諦めた方がいいのではないかと考え悩み、夢をあきらめようとさえ思いました。
夢をあきらめないでよかった
そんなときに、youtubeで見かけた広告の講座に思い切って登録し、いろいろと学んでいく中で、自分自身の人生、もう一度頑張ってみようと、思い切って、看護師を退職し本格的に学びだしました。
講座を見ながらイラストを描いて、Live2Dで動かしてての繰り返し、とても時間がかかる作業でした。
容量が悪い私は、多分仕事をしたままだと全く進まなかったと思います。
一度仕事をやめて、本格的に取り組む、これが私にとって一番良い方法だったと思います。
そのような過程を経て約半年の現在、少しずつですが作品が売れてきています。
最初に作品が売れたときは飛び上がるくらいうれしかったです。
始めた当初は、イラストやLive2Dの知識も乏しく、本当にできるのだろうかと悩んだこともありました。
ゼロの状態から初めても、今ではVtuverモデルを作成できるようになり、それを販売にまでつなげることができています。
夢をあきらめないで良かったと思いました。
パブロ・ピカソの有名な言葉のひとつに「私はいつも自分のできないことをしている。そうすればできるようになるからだ。」とあるように、今はできないことでも、諦めずに頑張っていけば、できるようになると改めて実感しました。
まとめ
イラスト関係とはまったく違う仕事をしていた私が、今ではVtuberモデルを作成・販売しています。
イラストが好きで、私と同じようにVtuberモデルを作成したいという方々に役に立つようなサイトになるように頑張っていこうと思っています。
これからVtuberモデルを作成しようと思っている方に向けて、イラストの描き方やLive2Dの使い方などの情報を発信していく予定です。